
アパートの一室で、会社員の河野が亡くなっているのが見つかった。管理人が合い鍵で入ろうとしたが、玄関のドアは、ドアチェーンがかかっていて開かなかった。やむを得ず、チェーンを切断して中に入った。
窓は、すべて閉まっていた。ベランダも二階で、足場はなく、登った跡もない。
ところが、ドアの外側の枠の上部には、小さな輪ゴムが、一本切れて落ちていた。チェーンの金具のそばには、輪ゴムでこすったような細い跡があった。
河野の知り合いは、手先が器用なことで有名な人物だった。
犯人は、どうやってドアチェーンを、外からかけたのでしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
ドアの外側の枠に落ちていた、小さな物は何でしたか?
チェーンの金具のそばの、細い跡は何を表していますか?
外から動かす道具として、手元にあるものは?
犯人は、どうやってドアチェーンを、外からかけたのでしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
輪ゴムでチェーンを引っ張るように仕掛けて、外からドアを閉めると、チェーンが自動でかかるようにした
答えは「輪ゴムでチェーンを引っ張るように仕掛けて、外からドアを閉めると、チェーンが自動でかかるようにした」です。
犯人は、部屋の中で、ドアチェーンの先端を、ドア枠の受け金具の溝の入り口あたりに置き、輪ゴムを使って、閉まる方向に引っ張るように仕掛けました。部屋の外から、細い隙間を残してドアを閉めると、輪ゴムの力でチェーンが引かれ、受け金具に収まります。
ドア枠の上に落ちていた輪ゴムと、チェーンの金具の細い跡は、その仕掛けの痕跡です。
「チェーンは内側からかけるもの」という思い込みで、外から作る方法が思い浮かばないからです。
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