
探偵の三宅には、いつも一緒に歩く相棒がいる。柴犬のコタロウだ。
その日、事務所の外で休んでいたコタロウが、突然ぐったりした。よだれが止まらず、体が震えている。三宅は「毒を盛られた」と考え、獣医に連れて行った。
獣医が調べると、コタロウの体から、ある成分が見つかった。吐き出された物には、茶色い破片と、銀色の紙の切れ端が混じっていた。
床に置いてあった三宅のリュックは、チャックが半分開いていた。中には、お菓子のかけらがあった。
コタロウの不調の、最も筋の通った原因は何でしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
吐き出された物の特徴を、もう一度見てみましょう。
リュックの状態も、手がかりです。
人にとっては普通でも、犬には有害な食べ物があります。
コタロウの不調の、最も筋の通った原因は何でしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
リュックの中のチョコレートを食べて、中毒を起こした
答えは「リュックの中のチョコレートを食べて、中毒を起こした」です。
吐き出された物の茶色い破片と銀色の紙は、チョコレートとその包み紙を思わせます。チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は、犬にとって有害で、下痢や嘔吐、震えなどの中毒症状を起こします。
リュックのチャックが半分開き、お菓子のかけらがあったことからも、コタロウが中を探って食べたと考えられます。「毒を盛られた」と考える前に、身近なものを疑う視点が大切です。
「相棒が倒れた」と聞くと、まず誰かの仕業だと疑ってしまうからです。
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