
会社の金庫から、1万円札100枚(100万円)が盗まれた。盗まれたのは連番の新札で、番号は銀行の記録に残っている。
容疑者は「これは自分の給料だ」と言って、財布の中の新札を見せた。5枚のうち3枚の番号が、盗まれた札の番号の一覧に、そのまま載っていた。容疑者の給料は、別の銀行から口座に振り込まれたものを、自分で引き出したものである。札の番号は1枚ずつ違い、同じ番号の札は2枚とない。
ここから、確実に言えることは、どれでしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
札の番号は、1枚ずつ違いますか?
一覧に載っている番号は、何枚ありますか?
『盗まれた札を持っている』と『犯人』は同じですか?
ここから、確実に言えることは、どれでしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
財布の中の3枚は、盗まれた札そのものである
答えは「財布の中の3枚は、盗まれた札そのものである」です。
札の番号は1枚ずつ違い、同じ番号の札はありません。番号が一覧に載っている3枚は、盗まれた札そのものです。「自分の給料だ」という説明は、少なくともこの3枚には当てはまりません。
容疑者が犯人かどうかは、ここからは分かりません(盗まれた札が、人から人へ渡った可能性が残ります)。「たまたま同じ番号」はありえず、記録が間違っていると考える根拠もありません。
盗まれた札を持っている=犯人、と飛躍してしまうからです。
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