
館の大広間から、宝石が盗まれた。犯人が持ち去るときに、壁の古時計にぶつかり、時計は止まってしまった。
止まった時計は、時針(短針)と分針(長針)が、ぴったり重なっていた。時計の針は、午前2時台を指している。秒針はない。
四人の容疑者のアリバイは、次のとおり。
針が重なる、午前2時台の時刻に、アリバイがない人物は誰でしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
時針と分針が重なるのは、12時間で何回でしょう?
2時台で、針が重なるのは、何時何分ごろですか?
その時刻に、アリバイがない人は?
針が重なる、午前2時台の時刻に、アリバイがない人物は誰でしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
青柳
答えは「青柳」です。
12時間で、時針と分針は11回重なります。重なる間隔は、12÷11時間。2回目は、2×(12/11)時間、つまり2時10分54秒ごろです(午前2時台で重なるのは、この一回だけ)。
午前2時10分54秒に、石黒(2:08〜3:00)、宇佐美(〜2:12)、江口(2:00〜2:30)は、いずれもアリバイがあります。青柳だけが、2時10分で見回りを終えていて、2時10分54秒には、アリバイがありません。
「針が重なるのは、2時10分ごろ」と大づかみに考えると、2時10分ちょうどまでのアリバイが、有効に見えてしまうからです。
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