
深夜、ある屋敷の金庫から、宝石が盗まれた。庭には、よく吠える番犬が一匹おり、見知らぬ人が、敷地に入れば、必ず吠えるはずだった。ところが、使用人たちは、その夜、犬の声を一度も聞いていない。
犬は、事件の翌朝も、元気だった。眠り薬や毒を盛られた形跡はなく、夜の間、庭を歩き回っていた足跡も残っている。
この事実から、犯人について、何が言えるでしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
犬は、眠らされていましたか?
見知らぬ人に、犬は吠えますか?
犬が吠えなかった、ということは、何を意味しますか?
この事実から、犯人について、何が言えるでしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
犬が日頃から見慣れている、屋敷の人間
答えは「犬が日頃から見慣れている、屋敷の人間」です。
犬は、薬も盛られず、起きて庭にいました。見知らぬ人なら吠えるはずなのに、吠えなかった。つまり、犯人は、犬が見慣れている人物だったと考えられます。
「何が起きたか」だけでなく、「起きなかったこと」も、重要な手がかりになります。
事件で「起きたこと」ばかりに注目し、「起きなかったこと」を見落とすからです。
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