
書斎で、主人が亡くなっていた。ドアは鍵がかかった状態で、鍵は、ドアを入ってすぐの床に落ちていた。鍵は、内側からも外側からも使えるタイプ。窓は、はめ殺しで、開かない。部屋の合鍵は、主人が持つ一本だけで、それも、遺体のポケットの中にあった。
ドアの下には、約2cmのすきまがある。ドアの外の廊下には、新聞紙の切れ端が一枚、落ちていた。また、鍵の先端には、インクの汚れが、うっすらと付いていた。
主人が自分で鍵をかけたように見える。だが、犯人は、部屋を出ている。
犯人は、どうやって、そう見せかけたのでしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
ドアの下のすきまは、何に使えますか?
廊下に落ちていた紙は、何に使われたのでしょう。
鍵のインクの汚れは、何に触れたものでしょう。
犯人は、どうやって、そう見せかけたのでしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
部屋の鍵を持ち出して外から鍵をかけ、その鍵を新聞紙にのせて、ドアの下のすきまから室内へ滑り込ませた
答えは「部屋の鍵を持ち出して外から鍵をかけ、その鍵を新聞紙にのせて、ドアの下のすきまから室内へ滑り込ませた」です。
犯人は、室内にあった鍵を持って部屋を出て、廊下から鍵をかけます。そのあと、鍵を新聞紙にのせて、約2cmのすきまから押し入れると、鍵はドアのすぐ内側の床に落ちます。こうして、中から鍵をかけたように見せかけられます。
鍵先端のインクの汚れは、新聞紙に触れたもので、廊下の切れ端が、その証拠です。
鍵が室内に落ちている以上、外から鍵をかけたはずがないと思い込むからです。
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