
洋館の晩餐会で、主人の榊原が書斎で亡くなっているのが見つかった。
招待客は、榊原の妻、友人の森、同僚の岸と村上、画家の野口の五人。受付の名簿には、五人全員の署名がある。食卓には主人を入れて六人分の席札が並び、料理も六人前だった。
ところが、宴の途中で撮った集合写真には、七人が写っていた。写真を撮ったのは、通りがかった使用人で、写っていないのは使用人だけだ。五人は「七人目は、誰かの連れだと思っていた」と口をそろえる。
この状況で、最も疑わしいのは誰でしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
名簿、席札、写真。それぞれの人数を数えてみましょう。
数が合わないとき、増えた一人はどんな人でしょう?
五人の招待客に、名前の記録がない人はいますか?
この状況で、最も疑わしいのは誰でしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
名簿にも席札にもなかった、写真の七人目
答えは「名簿にも席札にもなかった、写真の七人目」です。
名簿の署名は五人、席札は主人を入れて六人分。ところが写真には七人。数が一つ多いのは、招待されていない人物が紛れ込んでいたからです。五人の招待客は互いに「誰かの連れ」と思い込み、確かめませんでした。
書斎に近づける機会があり、記録のどこにも名前がないのは、この七人目だけです。「人数が合わない」ことに気づけば、動機の探り合いより先に、容疑者が一人浮かびます。
晩餐会では、顔を知らない人がいても、誰かの連れだと考えて流しがちです。動機のある人物に目が向き、数のずれは見過ごされます。
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