
書斎で、主人が倒れていた。ドアは内側から施錠されており、人が出入りした跡はない。書斎の合鍵を持っているのは、秘書だけ。
屋敷の管理人は、庭の窓越しに書斎の中をのぞき、『机の上に、鍵はなかった』と言った(管理人の目は良く、机は窓から2メートルの距離。のぞいた直後に写真も撮っている)。その後、秘書が先頭に立ってドアを体当たりで破り、続いて医者と運転手が入った。入ったあとの机の上には、書斎の鍵があった。
書斎の鍵は、いつ、誰が、机の上に置いたのでしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
管理人が見たのは、ドアが破られる前ですか、あとですか?
書斎の鍵を持っているのは、誰ですか?
ドアを破る前、誰が部屋に入れた?
書斎の鍵は、いつ、誰が、机の上に置いたのでしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
ドアが破られたあと、合鍵を持つ秘書が、置いた
答えは「ドアが破られたあと、合鍵を持つ秘書が、置いた」です。
管理人は、目も良く距離も近く、写真もあります。『見間違い』は考えにくい。ならば、管理人が見たあとに、誰かが置いたことになります。
ドアが破られる前は誰も入れず、破られたあとに入ったのは秘書、医者、運転手。書斎の鍵を持つのは秘書だけなので、鍵を置けたのは秘書です。
『鍵が部屋の中にあった』という事実が、最初からそうだったと思わせるからです。
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