
午後、ビルの一室で、会社員の三輪が刺されて亡くなった。現場の床に、デジタル時計が落ちていた。
警察が撮影した写真では、時計は上下逆さま(180度回転)の向きで写っていて、表示は「10:51」に見えた。時計は7セグメントの表示で、止まっていた。
三輪のスマホには、「15:00に待ち合わせ」というメッセージがあった。
容疑者は三人。午後3時ちょうどに会社を出た橋本、午後2時50分に出た岡田、午後3時10分に出た染谷。会社から現場までは、歩いて5分。
時計が本当に示している時刻は何時何分で、その時刻に現場へ着けたのは誰でしょう。
行き詰まったら、ヒントを順番に一つずつ開封してください。
数字を180度回すと、どの数字がどう見えますか?
数字の並びの順番も、逆になります。
午後3時1分に、現場に着いていられるのは誰ですか?
時計が本当に示している時刻は何時何分で、その時刻に現場へ着けたのは誰でしょう。
真相に最も近いものを選んでください。
10:51の逆さまは15:01で、岡田が現場に着けた
答えは「10:51の逆さまは15:01で、岡田が現場に着けた」です。
7セグメントの数字は、180度回すと、0は0、1は1、5は5のままで、並びの順番が逆になります。「10:51」を逆さまにすると、「15:01」になります。実際の時刻は午後3時1分です。
会社から現場まで歩いて5分。午後3時1分に現場にいられたのは、午後2時50分に出た岡田(3時前に到着)です。橋本(午後3時に出発)は3時5分着、染谷(午後3時10分出発)は3時15分着で、間に合いません。
「逆さまに見えた」という前提を忘れて、写真の数字をそのまま読んでしまうからです。
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